マウス胚・精子凍結保存/個体復元

胚・精子の凍結保存は、近年増え続ける遺伝子改変マウスやモデル疾患動物の維持コスト削減および系統断絶事故に備えたバックアップに有効な手段です。当施設では2010年より発生工学技術支援サービスを開始し、以下の点からご利用を推奨しております。

  • 維持コスト・飼育スペースの削減

    胚・精子の凍結保存により日々の飼育費用を削減でき、限られた飼育スペースを有効に利用することができます。また他機関へ輸送する際、凍結胚・精子は生体と比べ輸送コストを大幅に削減することができます。
  • 貴重な遺伝資源の保護

    飼育中の事故、微生物感染、交配ミス、系統維持過程による遺伝子変異等からマウスを守ります。
  • 秘密厳守のプライベートバンク

    他者への分与を前提としたバンクではありません。お預かりしたデータ類、胚・精子は厳密に保管いたします。
  • 安心の凍結保存技術

    専門的な技術を持つ施設職員が実施いたします。凍結した胚・精子は一部融解して発生率・受精率を確認しデータを提供します。
  • 低価格

    研究支援業務として行うサービスですので、費用は動物購入費用や消耗品等の実費のみです。

ご利用手順・料金

それぞれ以下のページをご覧ください。