マウス凍結胚・精子からの個体復元

ご利用手順

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お申し込み
以下の書類を一部ずつご提出ください。
(1) 凍結胚・凍結精子の個体復元同意書【学内限定】各種申請・申込みよりダウンロード)
(2) 凍結胚・凍結精子の個体復元申込書【学内限定】各種申請・申込みよりダウンロード)
(3) 遺伝子実験計画書と遺伝子実験計画書承認通知書の写し(遺伝子組換え動物の場合)
(4) 動物実験計画書の写し
(5) 融解プロトコール(他機関で凍結された胚・精子を使用する場合)
書類提出先:中央棟事務窓口(メールでの提出も可)
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凍結胚・凍結精子のご用意
施設保管の凍結胚・精子を使用する場合はその旨を申込書へ記載ください。他機関で凍結された胚・精子を使用する場合は、搬入元機関及び施設担当職員と搬入の打ち合わせを行ってください。
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凍結胚・精子からの個体復元(施設職員により実施)
凍結胚:胚を融解後、偽妊娠マウス(仮親)の卵管に移植します。仮親は専用のクリーンエリアで隔離飼育します。
凍結精子:ご指定の系統の過排卵処理雌マウスから未受精卵を得て、融解した精子と体外受精を行い、翌日2細胞期胚へ発生した胚を偽妊娠マウスへ卵管移植します。仮親は専用のクリーンエリアで隔離飼育します。余剰の2細胞期胚は凍結保存します。
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微生物検査(ICLASモニタリングセンター)
離乳(出産から4週間)後、母親マウスをICLASモニタリングセンターに送り微生物検査を行います。施設が指定する検査項目は微生物モニタリングのページをご覧ください。指定項目以外の検査については別途費用がかかります。再度陽性が確認された場合は、凍結保存している胚を融解・移植し再度同様の工程を行います。
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復元個体のお渡し
陰性確認後、産仔を雌雄別にお渡しします。

費用

作業終了後に実費を請求いたします。支払い可能な予算は運営費交付金又は委任経理金のみとなりますのでご了承ください。

項目 料金
個体復元費用(余剰胚凍結費用を含みます) 145,000円〜/1系統(微生物検査費用が別途必要です)
微生物検査費用 検査内容により変動します
凍結胚保管費用 12,000円/1年間
30,000円/3年間