飼育室利用の手引

飼育・実験を始める前に

飼育・実験を始める前に、以下の各項目について必ず施設飼育担当者と確認してください。


1. 利用前の各種手続き

利用開始までの手続きをご覧ください。

2. 実験中の管理の分担について

飼育管理(給餌・給水・ケージ交換)は施設飼育担当者が行います。ただし、特殊飼料・水や実験のための絶食・絶飲は以下の事項を遵守し実験者の責任で行ってください。
特殊飼料の給餌:ケージのラベルやケージ本体に「特殊飼料給餌中」「給餌不要」等の標示をし、投与物質名を併記してください。
特殊水の給水:ケージのラベルやケージ本体に「水交換不要」等の標示をしてください。同時に、給水瓶に識別表示(ビニールテープやアルミホイル)をしてください。
絶食・絶飲:ケージのラベルやケージ本体に「絶食」「絶飲」等の標示をしてください。必要に応じて開始日と終了日を明記し、飼育担当者にはっきりわかるようにしてください。

3. 動物の購入・搬入方法について

購入の手順、支払い等については動物購入と支払い・諸経費をご覧ください。
当施設指定動物生産業者(日本エスエルシー、ジャクソン・ラボラトリー・ジャパン、日本クレア)以外の機関等から動物を搬入希望する場合は、まず施設代表メールアドレス ilas.med*grp.tohoku.ac.jp(*を@へ変更) へご相談ください。原則として生体のまま搬入することはできませんのでご注意ください。

4. 実験室の使用方法について

予め【学内限定】共用実験室予約システムで予約の上、各実験室のルールに従ってご利用ください。試薬類、麻薬・向精神薬は関連法規に従い適正に使用し、放置せず必ず持ち帰るようにしてください。また、使用後の実験室が汚れている場合は清掃・整理を実施してください。

5. 器具・器材・実験機器等の搬入について

実験に必要な機械・器具類(簡単な解剖用具、注射器具類を除く)を搬入する場合は【学内限定】各種申請・申込み「様式6:実験器具類搬入願」を記入し提出し、搬入方法について施設から指示を受けてください。
使用中の機械・器具類についてはオーバーホールによる物理的清掃、あるいはホルマリンガス、二酸化塩素ガス等による燻蒸滅菌が必要になる場合があります。


各飼育実験室ご利用の手引

中央飼育実験室(中央棟)
中央飼育実験室マウス・ラット飼育実験域利用の手引
(2025年4月14日改訂第3版)
中央飼育実験室マウス・ラット飼育実験域(セミクリーン域)のご利用方法です。
中央飼育実験室動線の基本ルールについては、【学内限定】中央飼育実験室の動線改訂のお知らせをご覧ください。
感染実験飼育室利用の手引 感染性・安全性の面で物理的封じ込めを要する飼育実験エリアのご利用方法です。
感染実験は「感染動物実験における安全対策」(国立大学法人動物実験施設協議会:2001年5月25日改訂)による安全度3までの微生物が使用できます。
臨床動物実験室(臨床分室)
臨床動物実験室利用の手引 3号館12階 臨床動物実験室(臨床分室)のご利用方法です。
エックス線室
エックス線室利用の手引 中央飼育実験室、臨床動物実験室でのエックス線装置のご利用方法です。