ゲノム編集マウス・ラット作製サービス by TARToL

CRISPR/Cas9法によるマウス、ラットのゲノム編集を母体1腹からの手頃な価格で実施いたします。
初めての方も、お気軽にお問い合わせください。

本サービスの内容と特徴

  • ご予算に応じて、母体1腹(約18,384円)からの依頼に対応します。
  • 離乳後の個体で納品します。
  • 星陵キャンパス以外でも受け付けます。
  • 納品の目安は、作業開始から最短で2.5ヶ月です。
  • 進捗は随時メール連絡します。
  • 作製されたゲノム編集個体の知的財産権を当施設は要求しません。

*解析を含めたサポートが必要な場合はINGEM 疾患モデル動物作製・解析支援  もご利用ください。

ゲノム編集方法

本サービスでは、電気穿孔法(electroporation)であるi-GONAD法(ラットの場合はrGONAD法)またはTAKE法を使用し、受精卵へゲノム編集試薬(CRISPR/Cas9系)を送達します。ゲノム編集方法の選択、ガイドRNAやドナーDNAの設計方法については、TARToLで相談も承ります。

ゲノム編集方法 特徴
i-GONAD法(マウス)
rGONAD法(ラット)
妊娠マウスの卵管内にある受精卵に直接試薬を導入する、体内編集法です。受精卵の体外培養や受精卵移植の過程が不要で、コストや時間を短縮できる手法です。ただし、TAKE法に比べて遺伝子編集の効率が安定しない可能性があります。また、体内で複数の細胞ステージにある受精卵を編集するため、モザイク個体の割合が高くなる可能性があります。
非相同末端結合(NHEJ)によるノックアウトのほか、一本鎖オリゴDNAを用いた比較的短い(〜1kb程度)配列の挿入に向いています。
TAKE法(マウスのみ) 採取した受精卵に体外のチャンバーで試薬を導入する、体外編集法です。体外培養や仮親への受精卵移植といった体外操作が必要で、i-GONAD法に比べ高コストですが、多量の受精卵を一括で処理できるため、効率が良い手法です。また、編集された受精卵を移植するため、得られる個体のモザイク率は低い傾向があります。
非相同末端結合(NHEJ)によるノックアウトのほか、一本鎖オリゴDNAを用いた比較的短い(〜1kb程度)配列の挿入に向いています。

留意事項・注意事項

  • ご希望の編集が入らないこともあります。予めご了承ください。
  • GenotypingとDNA配列解析はご依頼者に行っていただきます。
  • 予め(ゲノム編集作業に関する内容が記載された)遺伝子実験計画、動物実験計画が承認されている必要があります。作業開始を早めるために、原則として計画書の申請手続きはご依頼者自身で実施していただきます。その場合は書類作成を補助いたしますのでご安心ください。施設職員が書類作成・申請を代行することも可能ですが、その場合は別途手数料が発生します。
  • 受け取りは本施設までお越しください。
  • 本サービスで得られたマウス・ラットを用いて学術誌に発表された場合、著者、論文名、雑誌名、巻号、ページ、発表年、DOIをCFA発生工学サービス窓口  までご報告ください。

サービスの流れ

ゲノム編集フロー

必要書類

承認後にメールでご提出ください。
*施設職員によるゲノム編集作業の計画書作成・申請を希望する場合は、既に承認されている計画書(ゲノム編集の内容は未記載)の写しをご用意いただき、利用申請フォームでご提出ください。

  • 動物実験計画書の写し(ゲノム編集に関する内容を追加し、承認されたもの)
  • 遺伝子実験計画書の写し(ゲノム編集に関する内容を追加し、承認されたもの)

申し込み手順

STEP
書類のご用意
ご希望するサービスに合わせて必要書類をご用意ください。
STEP
コアファシリティ統括センター(CFC)への利用申請
東北大学コアファシリティ統括センター設備統合管理システム(SHARE)  へログインし、 [1091]ゲノム編集 マウス・ラット の設備詳細ページ下部にある 利用申請する(Apply for equipment usage) ボタンより、料金請求情報の登録を行ってください。
STEP
動物実験施設(IAE)への利用申請
以下の「IAEへの利用申請」フォームより依頼情報の申請を行ってください。
STEP
打ち合わせ
担当者よりその後の手続き、打ち合わせの日程調整等についてご連絡いたします。

ご利用料金

料金は、作業終了時に東北大学コアファシリティ統括センター設備統合管理システム(SHARE)  経由で施設が利用実績を代理登録し、動物引き渡し後にお支払いいただきます。
支払い財源は大学運営資金、寄附金、科学研究費補助金、受託研究費、受託事業費、預り補助金等、外部資金を含むすべての財源が使用可能です。若手研究者を対象とした共用設備利用支援制度  も利用可能です。ただし、3月引き渡し、および前年度依頼分で引き渡しが次年度になる場合は大学運営資金および寄附金のみとなります。

マウス

項目 料金
ゲノム編集i-GONAD法 18,384円〜/系統
ゲノム編集TAKE法 30,839円〜/系統
病原性微生物検査 35,574円〜/系統

ラット

項目 料金
ゲノム編集rGONAD法 47,974円〜/系統
病原性微生物検査 35,574円〜/系統

ご不明点、成果報告等は、CFA発生工学サービス窓口  へご連絡ください。